日本放射光学会誌


Vol.18,No.2/March.2005


【表紙の説明】
X線プリズムをビーム偏向光学素子として用いたoff-axis照明ホログラフィーの光学系、ホログラム、及び再生像である。これはLeithとUpatnieksが1962年に発表したいわゆるレーザーホログラフィーとまったく同一の光学系であるが、 光源とビームライン技術の進歩によって硬X線領域でもついにこのような実験が可能になった。プリズムは市販のアクリル樹脂ブロックである。試料は銅メッシュ(400メッシュ/インチ)、X線エネルギー12.4keV, 画像検出器は浜松ホトニクスのズーミング管であり、露光時間は5分である。実験はSPring-8 BL20XUで行った。
      
*SPring-8 におけるトップアップ運転の現状と今後の課題—理想の放射光光源を目指して—・・・・・田中均、木村洋昭、青木毅、石川哲也、大熊春夫、大島隆、熊谷教孝、小原真司、鈴木基寛、鈴木伸介 、鈴木芳生、高雄勝、高田昌樹、竹内晃久、田村和宏、田中義人、深見健司、依田芳卓(p.57)(18ページ、3236k)

*X 線プリズムと干渉計・・・・・鈴木芳生(p.75)(9ページ、1771k)
*毛髪で分かる乳ガンの前兆と発生—放射光蛍光X 線分析で早期発見—・・・・・千川純一、山田耕作、秋元利男、桜井弘、 安井裕之、山本仁、江原正明、福田浩之(p.84)(9ページ、1425k)

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*第18回日本放射光学会年会放射光科学合同シンポジウム報告・・・・・岡島敏浩(p.93)(3ページ、2030k)
*第18回放射光学会年会合同シンポジウム学生会員発表賞審査結果・・・・・鎌田雅夫(p.96)(2ページ、420k)
*学会奨励賞受賞研究報告 軟X 線分光器の開発とそれを用いた新規手法による表面化学、表面磁性の研究・・・・・雨宮健太(p.98)(3ページ、629k)
*学会奨励賞受賞研究報告 軟X 線発光の偏光依存性の研究とその応用・・・・・原田慈久(p.101)(3ページ、507k)
*学会奨励賞受賞研究報告 多波回折現象を利用した表面X 線回折における位相問題の研究とSiO2/Si 界面下の歪みの解析への応用・・・・・矢代航(p.104(2ページ、404k)
*ひょうごSPring-8 賞・・・・・佐々木泰三(p.106)(5ページ、451k)
*The 5th Asian Synchrotron Radiation Forum in Saga・・・・・鎌田雅夫(p.111)(2ページ、1006k)

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