日本放射光学会誌 |
Vol.19,No5/July.2006 |
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【表紙の説明】 高圧合成法は新物質探索の有力な手段だが,単結晶試料を得ることは非常に難しい。しかし,放射光X線を用いることで,圧力下の反応過程をその場観察し,その結果に基づいて遷移金属酸化物の結晶育成を行うことが出来るようになった。図はPrNiO3の研究の様子。SPring−8のBL14B1に設置された高圧発生装置,SMAP2を用いたエネルギー分散の粉末回折で圧力下での生成,融解,結晶化を観察,京都大学化学研究所の高圧合成装置ELEPHANTで単結晶を育成した。それをすりつぶして得た良質の粉末試料を用い,BL02B2の大型デバイシェラーカメラで測定した粉末回折データからマキシマムエントロピー解析で求めた電荷密度分布から,この物質の金属絶縁体転移は,Niイオンの電荷不均化による物であることが分かる。 |
*第3回次世代光源計画ワークショップ —先端的リング型光源が開くサイエンス—報告 日本放射光学会行事委員会,幹事会(p.283)(7ページ、1,251k) |
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* 遷移金属化合物における遷移金属K−吸収端共鳴X線散乱の機構 高橋 学,五十嵐潤一 (p.290)(9ページ、1,553k) |
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* 共鳴X線散乱干渉法を用いたルテニウム酸化物の強的軌道秩序状態の観測 久保田正人(p.299)(5ページ、913k) |
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* 放射光X線その場観察に基づく高圧相遷移金属酸化物の単結晶育成 東 正樹,齊藤高志,山田幾也,島川祐一,高野幹夫(p.304)(10ページ、3,271k) |
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*[ビームライン光学技術シリーズ(8)]
光の形を整形する(回折・屈折素子編) 高野秀和,香村芳樹(p.314)(9ページ、1,838k) |
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