日本放射光学会誌
Vol.20,No2/Mar.2007

【表紙の説明】 
 放射光パルスと超短パルスレーザーの時間同期システムの概略図。高精度同期によりピコ秒の時間分 解能をもつポンプ・プローブ法が可能になり,光誘起現象の高速構造ダイナミクス研究を行うことがで きる。ピコ秒精度での同期達成には,蓄積リングでの加速機構に起因する電子バンチ位相変化を考慮し たタイミング制御が不可欠である。
      
* 世界一のフェノール合成Re 触媒の発見とその触媒活性構造の解明
唯美津木,岩澤康裕(p.99)(7ページ、886k)
* X 線吸収,発光および共鳴非弾性散乱による光合成酸素発生錯体 (Mn4Ca)の電子状態に関する研究
矢野淳子,V. K. Yachandra(p.106)(11ページ、2,265k)
*[ビームライン光学技術シリーズ(11)]
光の時間構造を使う

足立伸一,田中義人(p.117)(ページ、973k)

*第20回日本放射光学会年会・放射光科学合同シンポジウム報告 生天目博文
*第20回日本放射光学会年会・放射光科学合同シンポジウム 学生会員発表賞 田中健一郎
*第11回日本放射光学会奨励賞受賞研究報告 時分割X 線回折法による紫膜の光反応過程の研究 岡俊彦
*マイクロビームX 線小角散乱を用いた高分子材料の構造研究 野末佳伸
*非線形共鳴近傍における位相空間中でのベータートロン振動の研究 宮島司
*放射光分野からの島津賞受賞菅滋正教授 尾嶋正治

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