日本放射光学会誌
Vol.21,No6/Nov.2008

【表紙の説明】 
リチウムイオン電池正極材料LiNi0.8Co0.15Al0.05O2 について,透過法および転換電子収量法のXAFS解析を行い,電池の性能低下要因を探った。耐久試験後の電池では,正極粒子表面に低価数なNi 原子が存在しており,さらには一部のNi 原子が電池充放電に伴う系の電荷補償に関与しなくなっていることがわかった。
      
 
* 放射光を用いた皮膚角層の構造研究基礎から応用へ
八田一郎,太田昇,八木直人(p297)(8ページ、4681k)
* リアルタイムX 線小角散乱で観察した藍藻時計タンパク質の離合集散ダイナミクス
秋山修志(p.305)(8ページ、2,562k)
* リチウムイオン電池正極材料のXAFS 解析
野中敬正(p.313)(7ページ、3,198k)
* [検出器シリーズ(5)]光の数を測る—APD 検出器とシンチレーション検出器
岸本俊二(p.320)(7ページ、1,371k)


■掲示板  ■会告  ■行事予定  ■日本の主な放射光施設のWeb Site  
■賛助会員名簿 ■ 編集委員会名簿、編集後記


戻る