日本放射光学会誌
Vol.23,No4/July.2010

【表紙の説明】 

細胞内小器官レベルでの元素分布像と開発したクライオ走査型蛍光X 線顕微鏡。 50 nm 以下まで硬X 線を集光できる高精度KB ミラーを用いることで,高分解能かつ高感度な元素分布測定を可能にし,細胞内小器官レベルの元素の世界に挑戦している。さらに,クライオシステムを導入することで,急速凍結された細胞も測定可能となり,より生きた状態に近い元素分布像を得ることに成功した。

      
*近隣諸国とのお付き合い
下村理(p.217)(2ページ、4,666k)
* X 線非弾性散乱による流体ダイナミクスの研究
乾雅祝,梶原行夫,松田和博,石川大介,筒井智嗣,アルフレッドバロン(p.219)(11ページ、4,877k)
* 走査型蛍光エックス線顕微鏡による細胞内元素マッピングの医学応用
志村まり,松山智至(p.230)(8ページ、11,772k)
* 光電子顕微鏡を用いた鉄隕石のナノ磁性解析
小嗣真人,三俣千春(p.238)(7ページ、11,873k)
* 放射光蓄積リングにおける高精度ビーム位置モニターの開発
佐々木茂樹(p.245)(12ページ、6,257k)
  *第12回ESRF-APS-SPring-8 三極ワークショップ(3WM2010)報告
田中義人,櫻井吉晴,鈴木基寛(p.257)(4ページ、7,266k)


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