放射光は,加速器から発生する,赤外線からX線までの広い波長領域にわたる強力な光です。1980 年代には「夢の光」だった放射光は,今では物質や生命のしくみを「見る」欠かせない道具となりました。最近ではX線自由電子レーザーと言った新しい仲間も加わり,そのチカラはますますパワーアップしています。
この市民公開講座では,同じ「放射光」という道具を使って,それぞれ異なるモノを異なる角度から見ている女性研究者の皆さんに,研究の,そして放射光の魅力を思いっきり語っていただきます。男女問わず,多くの方々の参加をお待ちしております。
日 時 | 2018年1月8日(月・祝)13時30分〜16時30分 ※開場13:00 |
会 場 | つくば国際会議場 (茨城県つくば市竹園2丁目20-3) アクセス情報はこちら |
主 催 | 第31回日本放射光学会年会・放射光科学合同シンポジウム組織委員会 |
参加費 | 無料 (事前申込み不要) |
講 演 | 13:40 〜14:25 「放射光で見えた! 触媒〜未来を拓く働き者」 名古屋大学大学院理学研究科 教授 唯 美津木 14:30〜15:15 「X線レーザーで見えた!生命を司る精巧な分子機械」 理化学研究所放射光科学総合研究センター 研究員 南後 恵理子 ※各講演時間に質疑応答5分を含みます。 15:30〜16:30 「女性研究者によるパネルディスカッション」 パネリストの皆さんに,研究の面白さや放射光を利用した実験の様子,研究者になるまでの道など, 自由に語って頂きつつ,会場も交えたトークセッションを開催します。 (パネリスト) 癸生川 陽子(横浜国立大学大学院工学研究院 准教授) 永村 直佳 (物質・材料研究機構 研究員) 保倉 明子 (東京電機大学工学部 教授) 村尾 玲子 (新日鉄住金) |
問い合わせ | JSR2018実行委員会事務局 市民公開講座担当 E-mail:jsr2018officepfiqst.kek.jp |