第9回日本放射光学会 放射光基礎講習会 
「初心者のための放射光科学入門 基礎から応用まで」

開催日程
2017年 9月 13日(水)〜 14日(木)
会場
東京大学本郷キャンパス 工学部14号館 142講義室
主催
日本放射光学会
共催
日本中性子学会、大阪大学蛋白質研究所、科学技術交流財団あいちシンクロトロン光センター、九州大学シンクロトロン光利用研究センター、高エネルギー加速器研究機構放射光科学研究施設、高輝度光科学研究センター、佐賀県立九州シンクロトロン光研究センター、佐賀大学シンクロトロン光応用研究センター、産業技術総合研究所分析計測標準研究部門、自然科学研究機構分子科学研究所極端紫外光研究施設、SPring-8ユーザー協同体(SPRUC)、SLiT-J ユーザーコミュニティ、東京大学物性研究所軌道放射物性研究施設、東京大学放射光分野融合国際卓越拠点、東京理科大学総合研究院赤外自由電子レーザー研究センター、東北大学東北放射光施設推進会議、名古屋大学シンクロトロン光研究センター、日本原子力研究開発機構、日本大学電子線利用研究施設、光科学イノベーションセンター、兵庫県立大学New SUBARU、広島大学放射光科学研究センター、PF-ユーザアソシエーション(PF-UA)、VUV・SX高輝度光源利用者懇談会、UVSOR利用者懇談会、理化学研究所放射光科学総合研究センター、立命館大学SRセンター、量子科学技術研究開発機構

基礎講習会の概要

 日本放射光学会は,我が国の各放射光施設およびユーザー団体と協力し,放射光科学の裾野拡大と,放射光科学入門者に向けた基礎教育の充実を目的とした放射光基礎講習会を開催してきました。第9回となる今回は,全体を基礎編と応用編に分け,基礎編は,放射光を新たに利用して研究・開発を始めようとしている学生・研究者の皆さんに向けて,放射光の特性をフル活用するために必要な基礎知識を,放射光施設の第一線の現場で活躍されてきた先生方をお招きして,幅広く学べるコースといたしました。また応用編では,放射光を利用した基礎・応用研究のホットな話題について,今まさに最前線でご活躍中の研究者の先生方からご紹介いただきます。

 参加登録

  ※応用編のみお申し込みの場合は、半額。
  ※非会員の方は,会場で入会すると会員扱いになります。初年度会費は正会員4,000円、学生1,000円です。
   入会後は学会誌などの特典も得られます。
  ※今回からテキストは電子版pdf(印刷可、コピー不可)の配布を基本とし,希望者のみ有料(1,400円)で製本版テキストを配布致します。
  ※定員:80名(定員を超えてもイス席で受け入れ可能ですので、ご相談ください。)
  ※交流会参加費:無料
  
参加費
 学会員 (一般) 1,000円
 学会員(学生)  無料
 非会員(一般) 5,000円
 非会員(学生) 1,000円
 非会員(共催団体会員・職員) 3,000円
 非会員(共催団体・学生) 500円

 プログラム

 2017年9月13 日(水)(1日目:13:00〜17:30)

12:30〜
受付
13:00〜13:10
会長挨拶(石川哲也(会長))、趣旨説明(矢代航(行事幹事))

   【基本編】

13:10〜14:40
「放射光光源とは」北村英男(理研名誉研究員)
14:50〜16:20
「ビームライン光学技術入門」大橋治彦(JASRI)
16:30〜17:30
「X線を集める」三村秀和(東大)
17:40〜19:00
交流会
  

 2017年9月14日(木)(2日目:9:30〜18:00)

9:30〜10:30
「偏光の基礎と利用研究」平野馨一(KEK)
10:40〜11:40
「コヒーレンスとイメージング」矢代航(東北大)
13:00〜14:30
「放射光を測る」岸本俊二(KEK)
14:40〜15:40
「X線と物質との相互作用―線形から非線形まで」玉作賢治(理研)

   【応用編】先端研究の現場から

15:50〜16:30
「走査型蛍光X線顕微鏡を用いた基礎医学研究」志村まり(国立国際医療研究センター研)
16:30〜17:10
「放射光を用いた鉄文化財の非破壊分析ー材料特性と製作技術の解明にむけてー」田中眞奈子(昭和女子大)
17:10〜17:50
「放射光施設を利用した頭髪化粧品メーカーの取り組み」伊藤廉((株)ミルボン)
 
閉会の挨拶(行事幹事)