【特別企画講演】
1月13日(土) 10:40−12:10 (A会場) |
現在, 理化学研究所と高輝度光科学研究センターが中心となって「X線自由電子レーザー (XFEL)」の建設を進めている。これは,我が国の第3期科学技術基本計画(平成18‐22年度)のもと国家基幹技術に指定されたプロジェクトである。放射光学会は,平成17年度に「次世代光源検討特別委員会」(雨宮慶幸委員長)を設置し,このXFELを「究極を目指す光源計画」として位置づけた。そして,計画推進のために「放射光コミュニティーを含む幅広い科学技術分野の叡智を結集すべきである」という提言をおこなった。 本特別企画は,この一年間のXFELプロジェクトの進捗状況及び今後の建設計画について,放射光科学コミュニティーに報告するためのものである。特に,試験加速器でのレーザー発振,XFEL加速器技術の詳細,ユーザー利用のための光特性等を中心に,専門的な見地から講演を行う。 |
1.「はじめに」 雨宮 慶幸 (東大院新領域) 5分
2.「プロジェクトの進捗状況」 北村 英男 (理研・JASRI) 25分 3.「加速器システムの概要と技術的課題」 新竹 積(理研・JASRI) 20分 4.「試験加速器のレーザー増幅」 田中 均 (理研・JASRI) 20分 5.「ビームラインと光学系」 矢橋 牧名 (理研・JASRI) 20分 |