日本放射光学会誌 |
 |
 |
|
 |
|
【表紙の説明】 挿入光源には多数の永久磁石が使われている。なかでもNeFeB磁石は，その磁気特性の優秀さから 世界中の挿入光源に適用されている。しかし，この磁石は強い放射線環境下でその磁力を減少させてし まう「放射線減磁」という問題がある。特にある条件下では，その減磁の程度が大きく異なる。これら 条件をあらかじめ知っておくことは，強放射線環境下で NeFeB磁石を使用する場合の手助けとなるだ ろう。表紙の図は， 2GeV の電子線が銅あるいはタングステンのブロックを貫通して，あるいは直 接，磁石列に照射された場合の磁場の減少程度を表す。高エネルギーの電子が原子番号の大きな金属に入射されることによって生じる放射線が，大きな減磁を引き起こしている。 磁石の前にスリットやコリメータを設置する場合は，十分な注意が必要だ。 |
| ・ |  |
||
| *挿入光源用永久磁石（Nd2Fe14B）の放射線減磁について・・・・・備前輝樹、北村英男(p.53)（7ページ、1137k） | |||
| ・ |  |
||
| *放射光を用いた高分解能格子面間隔コンパレータ・・・・・張小威、杉山弘、安藤正海(p.59)（9ページ、2117k） | |||
| ・ |  |
||
| *硬X線光電子分光・・・・・高田恭孝(p.66)（7ページ、1401k） | |||
| ・ |  |
||
| *【放射光源シリーズ7】ビーム安定化に向けて（1）・・・・・田中均(p.72)（4ページ、589k） | |||
| ---------------------------------------------------------------------------------------------- | |||
| ・ |  |
||
| *第17回日本放射光学会年会・放射光科学合同シンポジウム報告・・・・・岸本俊二(p.77)（4ページ、1153k） | |||
| *第17回放射光学会年会・合同シンポジウム学生賞審査結果・・・・・河田洋(p.79)（4ページ、510k） | |||
| *学会奨励賞 単層系銅酸化物高温超伝導の角度分解光電子分光・・・・・井野明洋(p.82)（4ページ、595k） | |||
| *学会奨励賞 強度干渉計によるX線コヒーレンスの研究・・・・・矢橋牧名(p.85)（4ページ、424k） | |||
| ---------------------------------------------------------------------------------------------- | |||
| ・ |  |
||
| *掲示板 *会告 *行事予定 *日本の主な放射光施設のWeb Site *賛助会員名簿 *編集者委員会、編集後記 |
|||
 |
戻る |