日本放射光学会誌


Vol.18,No.5/Sept.2005


【表紙の説明】 赤外放射光を使った顕微分光は、 近赤外から遠赤外(テラヘルツ)ま で2桁以上にわたる広い波長範囲  の光学スペクトルとそのイメージン グを、波長程度の空間分解能で測 定することが可能である。このよう な広い波長範囲の分光を行うため にはすべて反射鏡で組んだ光学  系を用いる必要がある。図は、  SPring-8 BL43IRに設置されてい る赤外顕微鏡の光学系の概念図  とその装置の写真、および、測定 されたプロピレン−エチレン共重合 体の球形粒子切片のエチレンバン ドの空間分布を示している。
      
 ・ 次世代光源計画ワークショップ〜未来光源が開くサイエンス〜報告
    ワークショップ実行委員会、日本放射光学会幹事(p277)(13ページ、3,640k)

     * 放射光赤外顕微分光とイメージング・・・木村真一、池本夕佳(p290)(8ページ、1,520k)

* 高輝度・高分解能放射光で見えてきた表面化学反応ダイナミクス  −超音速O2分子線で誘起される表面酸化反応のその場光電子分光−・・・寺岡有殿、吉越章隆、盛谷浩右、高桑雄二、小川修一、石塚眞治、岡田美智雄、福山哲也、笠井俊夫(p298)(12ページ、2,290k)
 
 * アンジュレータSTMビームラインを用いた水素終端Si(111)表面からの水素離脱観察・・・野々垣陽一、宇理須恒雄(p310)(6ページ、1,290k)
   
     * 軟X線領域における大気圧条件XAFSシステム・・・八木伸也(p316)(5ページ、980k)

     * [ビームライン光学技術シリーズ(2)] 光を安全に取り出す(前偏)・・・ 小菅 隆、松下智裕、谷口真吾(p321)(6ページ、1,660k)

     * 第8回X線顕微鏡国際会議報告・・・鈴木芳生、青木貞雄、篭島 靖(p327)(2ページ、498k)

     *掲示板  *会告  *行事予定 *日本の主な放射光施設のWeb Site   
     *賛助会員名簿 *編集者委員会、編集後記  

---------------------------------------------------------------------------------------------------


戻る