日本放射光学会誌
Vol.23,No2/Mar.2010

【表紙の説明】 

コヒーレントX線回折を用いたヒト染色体の3次元可視化の実験配置と再構成像。
世界で初めて、硬X線を用いて細胞小器官を3次元的に観察することに成功した。マイクロメートルを超える大きさの無染色の生体試料を、丸ごと、高いコントラストで観察することは従来の顕微法では難しかったが、X線回折顕微法の登場により新たな可能性が拓かれた。

      
*将来計画と事業仕分け
雨宮慶幸(p.67)(2ページ、826k)
* 放射光X 線マイクロビームによる重金属超蓄積植物の蓄積メカニズムの研究
保倉明子,北島信行,寺田靖子,中井泉(p.69)(12ページ、20,178k)
* コヒーレントX 線回折を用いたヒト染色体の三次元可視化
西野吉則,高橋幸生,今本尚子,石川哲也,前島一博(p.81)(7ページ、6,997k)
* 中部シンクロトロン光利用施設の建設がスタート
竹田美和,渡邉信久,高嶋圭史,加藤政博,保坂将人,伊藤孝寛,山本尚人,曽田一雄,桜井郁也,原玲丞,八木伸也,竹内恒博(p.88)(8ページ、16,936k)
* [検出器シリーズ(13)]「検出器シリーズ」を振り返って
田中義人,岸本俊二(p.96)(5ページ、440k)
  *第23回放射光学会年会放射光科学合同シンポジウムを終えて
高田昌樹(p.101)(2ページ、10,798k)
  *第23回放射光学会年会放射光科学合同シンポジウム企画講演報告 五十嵐教之,田中均,為則雄祐,雨宮慶幸(p103(5ページ、412k)
  *第23回放射光学会年会放射光科学合同シンポジウム学生発表賞審査結果
木村滋(p108(16ページ、11,792k)
  *第14回日本放射光学会奨励賞受賞研究報告
コヒーレントX 線回折散乱イメージング技術の開発とその応用

高橋幸生(p124(4ページ、4,425k)
  *第14回日本放射光学会奨励賞受賞研究報告
生体分子の放射光円二色性分光研究

田中真人(p128(4ページ、1,389k)
  *第14回日本放射光学会奨励賞受賞研究報告
高度構造制御による有機薄膜界面電子状態の精密実験

山根宏之(p132(3ページ、2,005k)


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